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那覇に「玄米カフェ」―大阪のカフェオーナーが、祖母の出身地・沖縄に初の姉妹店

オフホワイトを基調にしたL字形の店内は木をふんだんに使い、通路には深さ1メートル×幅1メートルの穴を掘り約500キロの炭を埋める

オフホワイトを基調にしたL字形の店内は木をふんだんに使い、通路には深さ1メートル×幅1メートルの穴を掘り約500キロの炭を埋める

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 那覇・沖映通り近くに1月18日、玄米とヘルシースイーツを提供するカフェ「玄米カフェ 実身美(さんみ)Okinawa店」(那覇市2、TEL 098-868-8726)がオープンした。同店は、大阪市内に2店舗を構える「実身美」の姉妹店で、県内への出店は初めて。

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 「身」の健康と「美」のために、栄養バランスのとれた、きちんと「実」のある料理を提供することをコンセプトにする同店。店名は、コンセプトの3つの「ミ」を表した。

 店舗面積は約25坪で、席数は35席。オフホワイトを基調にしたL字形の店内は木をふんだんに使い、テーブル席、カウンター席を設ける。通路には、深さ1メートル×幅1メートルの穴を掘り、約500キロの炭を埋める。「埋炭法といいマイナスイオンの効果で健康にいいといわれる」と、「健康オタク」と自称するオーナーの大塚三紀子さん。

 週替わりで提供する「実身美の健康ごはん」(880円)は、圧力鍋で炊いた広島産の玄米ごはんに加え、「生のお野菜」「お野菜の副菜」「滋味深いスープ」「今週の主菜」が付く。そのほか、「ひき肉と野菜を煮込んだ玄米カレー」(850円)も用意。「食材は国産にこだわり、水も体にいい酸化しにくい水を作る浄水器を設置した」と大塚さん。

 スイーツは、「今週のケーキ」「豆乳プリンの黒蜜がけ」「よもぎのパウンド」(各400円)。ドリンクは、「chai(チャイ)(350円)、「豆乳chai」(400円)、「あずきchai」「穀物コーヒー」「穀物ラテ」(以上400円)、「穀物ソイラテ」(450円)、紅茶など。

 出店について、大塚さんは「祖母の古里が沖縄本島の北部で、いつか沖縄に出店し祖母を連れていってあげたいと考えていた。昨年祖母は亡くなってしまったが、今だからこそ沖縄に店を出すべきだと思い直し物件探しを始めた」とし、「思うような物件がなかなか見つからなかった。たまたまこの物件を紹介してもらった日が祖母の納骨の日で、これも何かの縁だと思い決めた」と振り返る。

 「ごはんだけでなくスイーツにも力を入れている。豆乳プリンは特に人気。オープンして1週間だが3回も来られた女性もいらっしゃる。学生やOLの人が一人でも気軽に入れて、安心して食べられるごはんを提供したい」とも。

 営業時間は11時30分~21時30分。日曜・月曜定休(3月からは日曜定休)。

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