食べる

那覇・安謝に「小さな」カレー専門店「パプリカ」-地域密着店目指す

写真は、牛スジを3時間煮込み2日間寝かせて提供する1日15食限定の「グアムで出会った牛スジカレー」(800円)

写真は、牛スジを3時間煮込み2日間寝かせて提供する1日15食限定の「グアムで出会った牛スジカレー」(800円)

  • 0

  •  

 那覇・安謝の那覇国際高校近くの住宅街に1月27日、カレー専門店「小さなカレー屋さん パプリカ」(那覇市安謝1、TEL 080-3225-0191)がオープンした。

[広告]

 店舗面積は約6.5坪。席数は6席。淡いグリーンを基調にした店内は、カウンター席、テーブル席を設ける。テーブルやカウンター席などの制作や内装は、オーナー・松田かおりさん自らが手作りした。

 メニューはカレーをメーンに提供。カレーは、6年前にグアムのホテルで食べた牛スジカレーが忘れられずに、5年間の試行錯誤を経て完成させたものだという。「いろいろなスパイスを試して、やっと完成した。10種のスパイスを使い、3時間煮込み、2日間寝かせた牛スジカレーは甘めで、小さなお子さんやお年寄りもおいしくいただけると思う」と松田さん。

 メニューは、1日15食限定の「グアムで出会った牛スジカレー」(800円)、「バナナチキンカレー」(600円)、「お豆腐と季節の野菜カレー」(500円)の3種を用意。ランチタイムは、300円の追加料金でサラダ、ドリンクがフリーに。ディナータイムは、スープとサラダが付く。テークアウトにも対応する。ドリンクは、コーヒー、紅茶、ハーブティーなど9種を用意(300円~)。

 出店について、松田さんは「学生時代から店を持ちたいと思っていた。そのため大学を卒業後、大手コンビニ会社に入社して経営などを学び、そこを辞めて次はカフェでコーヒーのいれ方などをマスターするなど出店に備えた」と振り返る。

 松田さんは「店のコンセプトは地域に密着した店づくり。近所のコーヒー豆専門店『美ら豆珈琲』さんや菓子店「OZ」さんなどと協力しながら、町の古い沖縄そば店のように誰でも入れるように長く営業できる店にしたい。今後は辛くておいしいカレーも作りたい」と意欲をみせる。

 営業時間は、ランチ=11時30分~15時、ディナー=16時~20時。水曜・第3火曜定休。

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース