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那覇・美栄橋駅近くにコーヒー専門店「美栄橋オーレ」-量り売りビザも提供

白を基調にアンティーク家具や置物、器などで演出する店内は、「自宅のリビングにいるような落ち着いた空間」をイメージした

白を基調にアンティーク家具や置物、器などで演出する店内は、「自宅のリビングにいるような落ち着いた空間」をイメージした

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 那覇・ゆいレール美栄橋駅近くに6月1日、コーヒーショップ「L’ABBRACCIO(ラ・ブラッチョ)」(那覇市前島1、TEL 098-911-5900)がオープンした。店名は、「抱擁」を意味するイタリア語から。

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 店舗面積は約30坪。席数は20席。白を基調にアンティーク家具や置物、器などで演出する店内は、「自宅のリビングにいるような落ち着いた空間」(店長の今村能章さん)をイメージした。長いダイニングテーブル席、立ち飲みを兼ねた丸いカウンター席、低いテーブル席、天井まで届く本棚などを設ける。

 コーヒーは、豆や焙煎(ばいせん)方法にこだわる。凍らせたコーヒーやミルク、蜂蜜にミルクを注ぎ入れる同店オリジナルの「美栄橋オーレ」(450円)をはじめ、インドネシア・バリ島の豆を使い自家焙煎コーヒー店「・ポトホト」の山田哲史さんとのコラボから生まれた「ホットコーヒー」(350円)、「ラブラッチョ・アイスコーヒー」(450円)、最初に抽出したわずかな香り高いコーヒーを使う「エッセンスコーヒー+リキュール」(450円)なども用意。そのほか、ミントビア、ビール、ワイン、自家製サングリア(500円)も。

 フードメニューは、「サクサクした生地とたっぷりの具材が特徴」のローマ風ピザ4種を用意。「サルシッチャとナス」(100グラム=300円)、「エビとズッキーニ・バジルソース」(同480円)、「ツナ・タマネギ・ゆで卵」(同256円)、「トマト・炒めタマネギ・オリーブ」(同288円)で、量り売りに対応する。そのほか、「モルタデッラハムのミニサラダ」「ガスパチョ」「チョコレートのフレンチトースト」なども。ドリンク、ローマ風ピザはテークアウトにも対応する。

 今村さんは「コーヒーやフードにこだわっていくが、何でも包み込んでしまえる、そんな包容力のある空間と空気を目指している。 いろいろな考えをもった人が集まり、少しずつ面白い化学変化が起これば最高」とし、「今後、ライブや展覧会など若いアーティストの発表の場として役に立てたら。ここに来れば何か面白いこと、刺激になることがある店にしたい」と意気込む。

 営業時間は12時~20時。月曜定休。

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