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那覇に中東・アフリカの雑貨ショップ-5年間の露店販売経て出店

古民家を改装した店舗は、モロッコで買い付けた染料やアンティークガラス、ランプなどで装飾を行い、オーナー自らが約2週間で仕上げたという

古民家を改装した店舗は、モロッコで買い付けた染料やアンティークガラス、ランプなどで装飾を行い、オーナー自らが約2週間で仕上げたという

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 那覇・ニューパラダイス通りの緑が丘公園向かいに9月16日、モロッコやイスラエル、タイ、ネパールなどの手作り雑貨を扱う「La La mimuna(ララミムナ)」(那覇市牧志1、TEL 070-5496-8691)がオープンした。店名は、「すてきな休日」を意味するモロッコ語から名付けた。

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 古民家を改装した店舗の面積は約4坪。店舗の外壁や内壁は、モロッコで買い付けた染料を用い自分たちで塗装したほか、モロッコのアンティーク・ガラスを入り口のガラスに飾り付けた。そのほか、軒先にモロッコのランプを多数設置するなど、オーナー自ら約2週間で仕上げたという。

 取扱商品は、モロッコ、イスラエル、タイ、ネパール、アフリカ、沖縄など、職人が作るぬくもりあふれる商品。革製品のサンダルやモロッコのバブーシュやマルシェバッグ、レザーバッグやポシェット、財布、ピアスや指輪、ブレスレットなどのアクセサリー、Tシャツ、毛皮の入れ物、ランプなど多彩にそろえる。

 同店を切り盛りするのはイスラエル人のコビー・アズランさんと茨城県出身のチエさん夫婦。5年前に沖縄に移住してきた2人は、国際通りで手作り雑貨を露店販売。冬の期間は、娘のティムさんと3人で中東やアフリカなどを訪れ、現地の先住民が作る伝統工芸品や生活雑貨などの買い入れを行うほか、コビーさんは現地の工芸品の制作方法を習得するなどして過ごし沖縄に戻るという生活を送っている。

 出店について、「店を持ちたいと少しは思っていたが、まだ先だと思っていた。タイミングよくこの物件が見つかり店を出すことになった」とチカさん。コビーさんは「ほかでは見られない先住民の雑貨などそろえている。夜はランプの明かりで雰囲気もいいので気軽に来てもらえたら」と話す。

 営業時間は11時~21時。

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