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那覇の商店街に「ゆるキャラ」-壺屋生まれ、マチグヮー育ちの双子の設定

玉の子保育園の園児らと商店街を練り歩く「だちびんくん」(左)と「ゆしびんちゃん」

玉の子保育園の園児らと商店街を練り歩く「だちびんくん」(左)と「ゆしびんちゃん」

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 那覇の12の通り会で構成する那覇市中心商店街連合会が11月25日、サンライズなは商店街でマスコットキャラクターの「ゆしびんちゃん」と「だちびんくん」の発表セレモニーを行った。県内の商店街がマスコットキャラクターの着ぐるみを持つのは初。

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 2体は双子で、壺屋生まれでマチグヮー(沖縄方言で市場)育ちという設定。年齢は共に200~300歳。姉の「ゆしびんちゃん」は、明るくて元気いっぱい、人を喜ばせることが好き。琉球舞踊とマチグヮーで買い物をするのが趣味。弟「だちびんくん」は、いたずら好きで甘えん坊の性格。骨董(こっとう)屋巡り、マチグヮーの食べ歩きが趣味だという。

 「ゆしびんちゃん」と「だちびんくん」は共に強化プラスチック製で、頭部の注ぎ口から風船やクラッカーなどを打ち出す工夫も。普段は、うりずん通り沿いの「うりずん横町市場」(那覇市牧志3)に常駐しているという。

 セレモニーの後、玉の子保育園の園児らと商店街を練り歩いた。「ゆるキャラ」の突然の登場に道行く人や商店街の人らは写真に撮ったり、拍手したりするなどして迎えた。

 ゆしびん(嘉瓶)は、祝儀の際に泡盛を詰めて贈るための酒器。だちびん(抱瓶)は携帯用の酒器で、腰に付けるため横断面が三日月形をしているのが特徴。

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