那覇・首里大名町に3月8日、「讃岐うどん要」(浦添市牧港)ののれん分け店「讃岐うどん要(かなめ)首里店」(那覇市首里大名町3、TEL 098-887-5234)がオープンした。運営は徳久グッドビズ(同)。那覇への出店は初めてで同店は4店舗目。
店舗面積は約25坪。席数は48席。白を基調にした店内は、テーブル席、座敷を設ける。ゆでたてを讃岐定番のセルフスタイルで提供する同店。「本店のうどん職人が毎日手打ちしている麺を使い、だしは昆布やいりこ、かつお節、香川県から取り寄せたしょうゆなどを使い毎日丁寧に作っている」といううどんをメーンに提供。
メニューは、「かけ」(冷温、小240円、中330円、大430円)をはじめ、「ぶっかけ」「ざる」「カレー」「温玉ぶっかけ」「肉うどん」「釜玉」「わかめうどん」「冷やし」「温だめ」「釜あげ」「しょうゆ」「きつねうどん」「こんぴらうどん」「月見とろろうどん」を用意。それぞれ、小・中・大サイズから選べる。
そのほか、おでん(大根・コンニャク・卵・ゴボウ天・にぎりイカ、各90円~120円)、おにぎり3種(各100円)、とり天、エビ天、チクワ、カボチャ天、卵などのトッピングも。
出店について、同社法人営業部長の徳久健二さんは「実は別の事業をする予定だったが、それがだめになった。今年1月1日まで、うどん店を開くことなど全く決めていなかった。それが2日後の1月3日、あまりうどんが好きでない妻が要のうどんを食べたときに『いつかこうした店をやってみたいね』という7年前の一言を思い出した。それからすぐに要の店主に相談したところ快諾してもらい出店に至った」と振り返る。
「今年中にもう一店舗出店の予定で、この店と売り上げや客層などのデータを収集する店にしたいと考えている。要にはうどん作りのパッケージ化を、私たちはマネジメントのパッケージ化をまとめて、来年にはFC事業を展開したい。ただ利益を追求するのではなく、それぞれの店が事業として成り立っていけるような経営を目指したい。沖縄初のFC企業になれれば.」と意欲を見せる。
営業時間は11時~21時。