11月14日・15日に開催された「沖縄交流会・プレ交易会」の成功を受けて、来年11月に「沖縄懇話会」の設立25周年の節目を迎える中で開催される「沖縄大交易会」対する期待が高まっている。

沖縄大交易会・プレ交易会の様子

　沖縄県を国際物流のハブの拠点とし、日本とアジアのゲートウェイを目指す同プロジェクト。プレ交易会の商談会には、沖縄県内外から131社（全国61社、沖縄70社）の出展企業と、国内外のバイヤー102社（海外79社、国内23社）が参加。2日間で総計1,822件の商談が行われた。

　参加者からは「県外や海外との関係が築け窓口ができた」、「情報交換ができ今後のビジネスに発展する可能性が見えた」、「今回のプレ交易会をきっかけにアジアに積極的に展開する自信を持つことができた」などの声が聞こえた。またアジアから参加のバイヤーの中には「高品質な日本の商品を見つけることができた」と総括する参加者も多い。

　最終日に行われたフェアウェルパーティーで、仲井眞弘多知事は、「来年の沖縄大交易会の成功に向けて、引き続き、沖縄県と企業が一体となって取り組んでいきたい」と意気込みを見せた。また「物流のハブからビジネスのハブへの動き出しが始まった」ととらえる参加者もいた。