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沖縄国際映画祭のプログラム発表-国際通りでもレッドカーペット

「第6回沖縄国際映画祭」プログラム発表会見の様子(吉本興業東京本社で)

「第6回沖縄国際映画祭」プログラム発表会見の様子(吉本興業東京本社で)

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 沖縄国際映画祭実行委員会は2月19日、6回目を迎える同映画祭のプログラム発表会見を行った。

実行委員長の大崎洋氏(吉本興業社長)は京都国際映画祭との連動についても明らかに

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 「島ぜんぶでお~きなこと!」をタイトルに、3月20日に開幕する同映画祭。沖縄コンベンションセンターと周辺地区(宜野湾市)をメーン会場に、桜坂劇場と国際通り周辺(那覇市)、北谷町、沖縄市、浦添市、今帰仁(なきじん)村をはじめとする沖縄県内各地域に拡大して行われる。映画祭の華であるレッドカーペットは、沖縄コンベンションセンターと宜野湾トロピカルビーチに加え、国際通りでも開催し盛り上がりを図る。

 沖縄国際映画祭協力会(第4回開催に先立ち結成)や、「沖縄国際映画祭ぎのわん応援団」(第5回開催前に組織化)の働きにより、県内7市町村・地域で「応援団」が結成され、同映画祭を推進していく体制となった。

 特別招待作品は、「オー!ファーザー」(藤井道人監督)、「リベンジ・マッチ」(ピーター・シーガル監督)、「LIFE!」(ベン・スティラー監督)の3作品。劇場公開を前に同映画祭のスクリーンに登場する。

 コンペティションでは、「Laugh部門」「Peace部門」合わせて11作品がノミネート。部門ごとにグランプリが選ばれる。次世代を担う人材の発掘を目的とした「クリエイターズ・ファクトリー」では、「最優秀クリエイター賞」に輝くと、次回作品の制作を吉本興業が全面的にサポート。現在までに質の高い作品が応募されているという。

 「地域発信型映画」と「JIMOTO CM COMPETITION」の2つのプログラムを軸にする「地域発信型プロジェクト」では、北海道中標津(なかしべつ)町を舞台にする「TOP」(笠木望監督)作品や「那覇 NAHA なーふぁ!」(喜屋武靖監督)などが上映される。

 同委員会実行委員長の大崎洋氏(吉本興業社長)は、「沖縄全島で楽しめる映画祭にすると同時に、全国に、全アジアに、そして全世界を視野に入れていきたい」とあいさつ。併せて、「クリエイターズ・ファクトリー」が秋に開催される「京都国際映画祭」と連動し、若手の発掘と育成を行うことを明らかにした。

 2月24日まで。

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