第96回全国高校野球選手権大会(主催=朝日新聞社、日本高等学校野球連盟)で、沖縄県代表の沖縄尚学は、栃木県代表の作新学院と対戦し、3-1で勝利し初戦を突破した。
沖縄尚学のエース・山城大智は、4年連続10回出場の名門・作新学院の打線を3安打、1本塁打を許すも、14三振を奪い、127球で抑えきった。攻撃面では、1回裏の西平大樹の同点本塁打(大会16号・ソロ)、4回裏一死一・三塁から併殺崩れの間の得点、6回一死三塁から4番安里健の遊ゴロで中村将己の生還などで合計3点を獲得した。
「初回に朝山広憲に先制本塁打(大会15号・ソロ)を許したが、良い意味で開き直れたと思う」と比嘉公也監督。その裏に西平大樹が本塁打を放ち、即座に同点に戻したことも試合展開の上では大きな意味を持った。「良く戦ってくれた。山城も大きく成長していることを実感できた。7日目の試合だったが、この期間、とても有意義に調整することができた」と比嘉監督。
沖縄尚学は10日目(予定では20日)の第2試合で、東京東代表の二松学舎大付と対戦する。
※タイトルにミスがあり変更しました。