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5ホテルのパティシエールが開発した「美(ちゅ)らショコラ」販売始まる

「美(ちゅ)らショコラ」には5人が選んだ地域の厳選素材が使用されている

「美(ちゅ)らショコラ」には5人が選んだ地域の厳選素材が使用されている

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 JALホテルズ(東京都品川区)が運営する沖縄県内チェーン5ホテルのパティシエールが協力して開発したショコラケーキ「美(ちゅ)らショコラ」が2月1日から販売が始まった。

「美(ちゅ)らショコラ」

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 同社には「ニッコー・ホテルズ・インターナショナル」と「ホテルJALシティ」のホテルチェーンブランドがある。両ブランドの枠を超えて沖縄県内の5ホテルで1つの商品を開発し販売するのは初めての試み。参加するホテルは、ホテル日航アリビラ(読谷村)、ホテル日航那覇グランドキャッスル(那覇市)、JALプライベートリゾートオクマ(国頭村)、ホテル日航八重山(石垣市)、JALシティ那覇(那覇市)。

 5名のパティシエールは、各ホテルの特徴を出すために地域の素材を生かして開発した。新里祐紀子さん(JALプライベートリゾートオクマ・料飲グループ調理セクション)は、ヤンバル(国頭産)の人気果実「タンカン」、上門梨乃さん(ホテル日航アリビラ・料飲部調理課ベーカリー)は、読谷に広がるさとうきび畑をイメージして「沖縄黒糖」、呉屋敦子さん(ホテル日航那覇グランドキャッスル・調理部調理グループベーカリー)は、那覇首里を代表する「泡盛」、宮城由紀子さん(ホテル日航八重山・調理部調理課ベーカリー)は、島胡椒と呼ばれる香り高い「ヒバーチ(ヒハツ)」、渡久地悠さん(ホテルJALシティ那覇・料飲部調理)は、南部生まれの新鮮で濃厚な「琉球卵」などの名産素材を選んで持ち寄った。

 開発は、5ホテルの特徴をどう伝えればいいか、素材の特徴やバランスなど構想からレシピの制作まで試作を重ね、試食をし、約2か月をかけて自信作が完成した。1月19日に行われた記者会見でメンバーは完成した商品の特性を説明。「バレンタインデー、ホワイトデーの贈り物にもいかがでしょうか」と呼び掛けていた。この会見で各ホテルを代表してホテル日航アリビラ総支配人の嶋村卓也さんが「JALホテルズが一丸となって、沖縄の自然・食材を県内だけでなく県外にもアピールしていきたい。今後、食材だけではなく、ウェディング・サービスなどでも連携をしていきたい」と挨拶した。

 販売価格は650円。2個入り専用テイクアウトキャリーも用意する。3月31日まで。

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