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興南が6-5で石見智翠館に勝利 今大会5度目のサヨナラ試合

代打・城間楽人の適時打で生還する石川涼。セーフとなり今大会5回目のサヨナラ試合に

代打・城間楽人の適時打で生還する石川涼。セーフとなり今大会5回目のサヨナラ試合に

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 第97回全国高校野球選手権大会(主催=日本高等学校野球連盟・朝日新聞社)の6日目(8月11日)で、興南(沖縄)は、石見智翠館(島根)に6-5で勝利した。今大会5度目のサヨナラ試合。

力投した興南のエース比屋根雅也

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 1点をリードされて迎えた9回裏。興南の具志堅大輝が出塁し、喜納朝規が送りバンドで1死二塁。石川涼の適時打で代走・高那峻が生還し同点。代打の城間楽人が左前に放ち石川涼が生還してサヨナラ勝ちとなった。

 生還する石川涼は三塁を「ザッザッ」と大地を蹴って快走。ホームめがけて疾風の走りを見せた。球審が両手を広げてサヨナラ試合となった。

 石見智翠館は、安藤颯と田中将貴、橋本和輝の小刻みな継投で興南の打陣を翻弄するが、興南の城間楽人は「いつ出番があっても良いように相手の投球を見つめていた」と話す。我喜屋優監督は「中学時代にやり投げやっていた城間。最高の舞台で力を発揮できて良かった。選手の底力に感謝したい」と喜びを隠さない。

 5年ぶり10回目の出場となる同校。大会11日目に優勝を視野に入れて第3試合に挑む。
(那覇経済新聞・石垣経済新聞・南十字星エフエム 共同取材)

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