沖縄三越、豊見城市に初の「食品館」-県内初キッチンスタジオ併設

沖縄三越が県内初となるキッチンスタジオを併設した食品館を出店(イメージ)

沖縄三越が県内初となるキッチンスタジオを併設した食品館を出店(イメージ)

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 沖縄三越(那覇市牧志2、TEL 098-862-5111)は7月6日、豊見城市に開発中の豊崎ライフスタイルセンター「TOMITON(とみとん)」内に食品館「沖縄三越 豊崎マイキッチン」を出店すると発表した。沖縄三越が食品館を出店するのは初めて。オープンは9月1日を予定。

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 店舗面積は約477坪。「ちょっと贅沢、ちょっとおしゃれ」をキーワードに「ワンランク上の食品館を目指す」(同社)。沖縄初進出の精肉店「エムツー」(宮崎県)、食品雑貨「エース」(兵庫県)のほか、県内からは百貨店へ初出店の鮮魚店「魚しげ」、ベーカリー「らいぶら」、デリカ「だいこんの花」など12店舗が出店を予定している。

 館内には、県内の食料品店として初めてのキッチンスタジオ「マンマ」も併設する。プロデュースは料理研究家の中村聖子さんが務め、少人数制の料理講座を開く。女性限定で毎日10時、14時、18時の3回開講する。参加費は3,000円。

 出店について同社の佐藤吉一営業一部食品担当部長は「豊崎地区は空港に近く観光・リゾート、住宅地としての整備が進んでいる。地元客や観光客、新移住者まで幅広い層の集客が見込まれ需要が期待できる」と話す。

 「店名には『私のキッチンは三越』といってもらえるようにとの思いを込めた。主婦がキッチンで働くシーンをイメージした店舗構成を考え、キッチンスタジオなどを設けた」(佐藤部長)とも。

 同店の久高悟支配人は「すべての店舗で素材や新鮮さにこだわり、『安心安全』を基本コンセプトに『体験型食品専門店』を目指したい」と話している。

 同センターは地上3階建てで、延べ床面積約3万平方メートル。施設内には飲食店やスポーツ用品の専門店など約40テナントが入居する予定。分譲戸建・マンションや土地有効活用などを行う総合不動産会社「ゼファー」(東京都中央区)が開発、運営を行う。同センターのオープンは8月9日を予定。

沖縄三越

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