那覇・国際通りの「那覇市ぶんかテンブス館」前広場で7月29日、水難事故防止などのアピールを目的に「Save the Sea T-shirt Festa」が開催された。
主催は、海域レジャー環境の整備などを行う財団法人沖縄マリンレジャーセイフティビューロー(那覇市泉崎1、TEL 098-869-1173)と、オリジナルTシャツ販売などを手がける「手作り館工房 海人」(うるま市)で、同社は創立30周年記念事業の一環として参加した。
会場では、「Save the Sea」をテーマにTシャツ64枚を展示販売。デザインを手がけたのは、イラストレーター・アリカワコウヘイさんをはじめ、浦添工業高校デザイン科卒業生で作るブランド「MAMOYA」や沖縄県内で活躍する50人以上のアーティストなどで、売り上げ1枚に付き500円が同財団に寄付される。
そのほか、会場では同財団の活動内容を紹介する写真パネルを展示やミュージシャン・ミヤギマモルさんやsouthなどのライブ演奏、Tシャツ・ファッションショーなども行われ、会場は多くの人でにぎわった。
同財団の喜名信春専務理事は「沖縄県内の海域で起きる水難事故の多くはシュノーケリング中に発生している。沖縄の海を安全に楽しんでもらうために水難事故の現状をぜひ知ってほしい」と話している。
今回出品されたTシャツは、今後「手作り館工房 海人」でも販売する予定。