那覇・久茂地に「ネタ」にこだわる料理店-県外から毎日空輸

カウンター奥に設置されたいけすには生きた車エビやカキなどの魚介類が泳ぐ(写真=店内)

カウンター奥に設置されたいけすには生きた車エビやカキなどの魚介類が泳ぐ(写真=店内)

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  那覇・久茂地の「ホテルまるき」地下1階に8月10日、本場の魚介類を提供するいけす料理店「旬鮮料理 新(あらた)」(那覇市久茂地2、TEL 098-861-6789)がオープンした。

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 店舗面積は約40坪。黒を基調にした店内の中央通路には飛び石と玉砂利をが敷いた。エントランスや長いカウンターの奥にはいけすが並び、生きた車エビやトラフグ、カキ、タラバガニなどが泳ぐ。席数は35席で、カウンター席、テーブル席、掘りごたつ席を設け、禁煙ルーム3室を用意。洗面所には歯ブラシも用意し、「女性に好評」(同店)だという。

 フードメニューは旬の魚料理がメーンで、同店の田中保宏マネージャーは「毎日、全国各地から本場の魚介類を生きたまま空輸している」としたうえで、「特にカニやフグをいけすから取り出し提供する店は珍しいのでは」と話す。

 「とらふぐのてっ刺」(1,280円)、「伊勢海老」(2,980円)、「松茸ごはん」(980円)、「ズワイ蟹焼き(半身)」(1,280円)、「キンキ煮付けか塩焼き」(5,800円)、「石鯛(1尾)塩焼きか煮付け」(6,980円)など刺身、すし、焼き物、煮付け、揚げ物など幅広いメニューを提供。カニや穴子、明石のタコなどの一品を刺身、天ぷら、煮物などのさまざまな調理法で提供する「こだわりづくし」(要予約)のほか、桜コース(3,000円)、楓コース(4,000円)、椿コース(5,000円)などの3つのコース料理も提供する。

 ドリンクは日本酒50種をはじめ、ワイン・シャンパン約20種のほか、ウイスキー、泡盛、焼酎を用意。「予約時に飲みたい酒を教えてもらえれば手配する」(田中さん)とも。

 「料理だけでなくスタッフの接客にも気を使っている。職人が手間ひまかけて調理しているので多少時間がかかるが本物の味をぜひ楽しんでほしい」(田中さん)。客層は中高年が多く、客単価は3,000円~5,000円。

 営業時間は17時~25時(10月1日より11時~14時、17時~23時へ変更予定)。日曜定休。

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