「海のおきなわウエア」写真展-モデルはウミンチュや漁協関係者

ウミンチュや漁協職員、水産関係者らをモデルにした「海のおきなわウエア」写真展を開催

ウミンチュや漁協職員、水産関係者らをモデルにした「海のおきなわウエア」写真展を開催

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 海のおきなわウエア実行委員会(浦添市宮城、TEL 098-874-5040)は10月10日、沖縄県漁協青壮年部連絡協議会総会の開催に合わせ、沖縄県水産会館(那覇市前島3)で「2007海のおきなわウエア選抜写真展in漁青連」を行なった。

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 会場では、同ウエアをまとったウミンチュ(海の人の意味で漁師のこと)や漁協職員、水産関係者らをモデルにした写真やポスター37点を展示。A4サイズからA全サイズまでさまざまな大きさの写真が並んだ。写真の横には「沖縄の水産を元気にするには?」という質問への回答も展示。同委員会事務局の上原政幸さんは「展示スペースが限られているため、たくさんの中から泣く泣く選んだ」と話す。

 海のおきなわウエアは、「自分たちの心意気を示すような服がほしい」というウミンチュからの強い要望があったという。2005年、「沖縄の水産業を元気に!」をコンセプトに、県内水産団体で構成する実行委員会と県立芸大の共同制作により初めて発売。その後、毎年新しいデザイン2~3点を発表している。

 2007年度は、「大漁の舞」のデザインが選ばれた。男性用はボタンダウンと開襟の2タイプ。女性はウエストの部分を絞ったダーツ&絞り入りタイプと、ストレートにカットしたBOXタイプの2タイプで、それぞれオリジナルカラー、紺、緑、桜の4色を用意。ボタンは、八重山諸島産のタカセガイを職人が手作業で加工しているという。

 「おかげさまでほぼ完売に近い状態。今後は水産関係だけでなく一般への販売を視野に入れ展開していきたい」(上原さん)とも。

 価格は7,350円で、同実行委員会が直接販売するほか、一部漁協でも取り扱う。売り上げの一部は、県内の漁船海難遺児の育英資金に充てるという。

海のおきなわウエア委員会事務局・ブログ

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