JTB沖縄（那覇市おもろまち4、TEL 098-864-1824）、日の丸リムジン（東京）、沖縄バス（那覇市泉崎1）の3社は共同で10月1日より、屋根が開くオープンタイプの観光バス「スカイバス那覇」の運行を始めた。JTB沖縄が商品を販売し、沖縄バスが運行を担当する。同タイプのバスの運行は沖縄では初めて。札幌、東京、京都ではすでに運行されている。

　日本リムジンが所有する同バスは48人乗りで、全国に5台しかないという。真っ赤な車体で客席の高さは約3.5メートルに位置し、晴天時はバスの屋根のほろを開けて走行する。コースは、DFSギャラリア沖縄前を起点に国際通りや那覇新都心、泊大橋、福州園などを途中下車なしで巡る「那覇市内1周コース」（約45分間）の1コースで、10時から19時まで1日8便を運行する。観光スポットでは、音声ガイダンスで見どころを案内する。

　JTB沖縄営業企画部の垣花綾乃さんは「風を感じながら、いつもと違った目線で那覇の街を楽しめるので、ぜひ一度乗車してほしい」と話している。

　当日申し込み制で、1人からでも催行。乗車料金は、那覇市内1周コース＝大人1,500円、小人＝1,000円。来年1月14日まで運行。来年1月19日～3月31日は、ガイドが乗車し沖縄美ら海水族館などを巡る「中北部周遊コース」を運行する予定。

スカイバス那覇