那覇・国際通りに初の「甲虫専門店」-カブトムシ・クワガタ千頭以上扱う

ヘラクレスオオカブトをはじめ、7色に輝くニジイロクワガタ、エナメルのようなつやのあるタランドゥスオオツヤなど他店にない種類もそろえる(写真=店内)

ヘラクレスオオカブトをはじめ、7色に輝くニジイロクワガタ、エナメルのようなつやのあるタランドゥスオオツヤなど他店にない種類もそろえる(写真=店内)

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 那覇・国際通りに3月8日、甲虫専門ショップ「カブト・クワガタ専門 b-pro(ビープロ)」(那覇市久茂地3、TEL 098-995-8083)がオープンした。「国際通りでこうした専門店の出店は初めてだと聞いた」(同店)という。

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 店舗面積は約20坪。店内には、南米、東南アジア、アフリカなどから取り寄せたカブトムシやクワガタムシが入った容器が整然と並び、まるで昆虫館のよう。世界最大の甲虫ヘラクレスオオカブトをはじめ、コーカサスオオカブト、ギラファノコギリなど約30種1,000頭以上の成虫や幼虫などを扱うほか、餌などの飼育や繁殖用品やフィギアなどもそろえた。幼虫は同店で繁殖させたものだという。「単体でも販売するが、オスメスのペアでの販売をメーンにしたのは、繁殖の楽しさを多くの人に知ってほしかったから」(同店)という。

 同店店長の福田洋さんは「コーカサスオオカブトのサイズの大きさに地元の人はびっくりしている。7色に輝くニジイロクワガタ、エナメルのようなつやのあるタランドゥスオオツヤ、アゴが体長のより長いメタリフェルホソキバクワガタなど、他店にない種類も展示している」と話す。

 東京でデザイン関係に務めていた福田さんは、昨年沖縄に移住。趣味として甲虫のブリーダーをしていた経験を元に国際通りに出店した。「本物の生きたカブトやクワガタを見てほしいのと、飼育や繁殖の楽しさを子どもたちに知らせたいと思い出店した」としたうえで、「国際通りへの出店は、新しい土産としてカブトやクワガタを提案しかった。実際、出張中のビジネスマンが子どもの土産として買い求めている」という。

 「外国のカブトやクワガタは1年を通じて楽しめる。初心者でも安心して購入・飼育できる店を目指したい。今後は写真展やコンテストなども行いたい」(同)とも。

営業時間は10時30分~21時。水曜定休。春休み期間中はオープン記念としてヘラクレスオオカブトの成虫などや飼育用品、フィギアなどが空くじなしで当たる「虫クジ」を実施している。

カブト・クワガタ専門店 b-pro(ビープロ)秋田の「幼虫チョコ」、連日1時間で完売の人気商品に(秋田経済新聞)岩手の昆虫812種、標本で初公開-レッドデータブック記載種も(盛岡経済新聞)志摩の旅館で「カブトムシフィーバー」-マスコミ報道が拍車(伊勢志摩経済新聞)「生きている」クワガタとカブトムシ3,500匹を展示-オークションも(高崎経済新聞)

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