那覇空港で「世界環境写真展」-「今の地球」とらえた写真を展示

「UNEP世界環境フォトコンテスト」に応募された約14万点の作品の中から入賞作品約50点を展示する

「UNEP世界環境フォトコンテスト」に応募された約14万点の作品の中から入賞作品約50点を展示する

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 那覇空港(那覇市鏡水)2階ウエルカムホールで6月16日より、「UNEP世界環境写真展 in Airport '08 ~Focus on Your World~」が行われている。主催はUNEP(国連環境計画)で、主管にNPO法人地球友の会、運営はNPO法人地球友の会沖縄協会があたる。県内では2004年1月に初めて開催され、今回が2回目。

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 同展は、環境に対する意識の向上と現状を多くの知ってもらうことを目的に行っている、世界160カ国が参加する「UNEP世界環境フォトコンテスト」の入賞作品を展示するもので、昨年より「世界環境デー」に合わせ各国の国際空港を会場に実施しているという。

 今年は、5月22日より成田国際空港羽田空港を皮切りに、新千歳国際空港、中部国際空港セントレア、那覇空港で行われるほか、香港国際空港(中国)、仁川国際空港(韓国)、チンギスハーン国際空港(モンゴル)などでも開催した。

 会場には、約14万点の応募作品の中から選ばれた入賞作品約50点を展示。優雅に海中を泳ぐクジラの親子をとらえた写真やカメ、イルカなどほのぼのとした写真のほか、破壊された森林、工業廃水で汚れた海、洪水にも耐えて生きるフィリピン・レイテの子どもたち、マニラ湾のフローティングキッズ、人間、動物、植物、自然、自然災害など、「地球の今の姿」をとらえた写真が並ぶ。

 同協会事務局長の与儀哲哉さんは「ショッキングな写真もあるが、これが世界のありのままの姿。これを見て何かを感じ取ってもらい、地球の未来を考えるきっかけになれば」と話している。

閲覧時間は空港営業時間内(10時~19時はスタッフが常駐)。入場無料。今月29日まで。詳しくはNPO法人地球友の会沖縄協会(tetsuya@rksb.jp)まで。

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