那覇・田原に弁当店-健康・安全・環境にこだわり1日100食限定

同店では、リターナブル容器の採用をはじめ、電気自動車や生ゴミ処理機を導入するなど環境への配慮も重視している

同店では、リターナブル容器の採用をはじめ、電気自動車や生ゴミ処理機を導入するなど環境への配慮も重視している

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 那覇・字大嶺自治会館近くに9月5日、健康や食の安全、環境にこだわる宅配弁当店「椛(もみじ)弁当」(那覇市田原、TEL 098-859-0915)がオープンした。

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 専属の栄養士がカロリー計算や栄養バランスを考えた700キロカロリー以下の「日替わり弁当」(600円)を100食限定で提供。内容はごはん、主菜、副菜にデザートが付く。ごはんは、カロリーが30%カットされたコンニャク入りの「こんにゃくごはん」、日替わりごはん(十五穀米、麦ごはん、黒米、粟ごはん、五穀米など)の2種から、量もL(250グラム)、M(200グラム)、S(150グラム)から選べる(同一料金)。そのほか、女性向けの「ミニ弁当」(500円)、「おかずのみ」(500円)も用意した。1個から配達するほか、店頭でも販売する。

 「カロリーや栄養バランスだけでなく、素材や作り方などにこだわり、食材はその日に仕入れた国産や県産品を使っている」と同店代表の城戸伸一郎さん。「ごはんはコンニャク入りだがおいいさは変わらない。調理ではウオーターオーブンを使用し余分な油脂分や塩分を抑えている。還元水を使い煮炊き物、食材の洗浄、米研ぎに使用している。スタッフ全員が食品衛生責任者の資格を取得し安全、安心な弁当作りに取り組んでいる」(城戸さん)とも。

 同店では、はしや弁当箱に繰り返し使えるリターナブル容器を採用したのをはじめ、ビニール袋を使用せずにトートバックに入れて手渡すほか、配達や回収にはCO2を排出しない電気自動車2台を導入。そのほか、生ゴミ処理機を導入し堆肥(たいひ)としてリサイクルするなど、環境への配慮も重視した。

 「盛り付けや彩り、味付けにもこだわり、ほかの弁当店では出ないようなメニューを取り入れている。弁当のふたを開けて『あっ』と驚くようなものを提供することで、楽しいランチタイムを過ごしてもらえたら。1個からでも配達しているので、ぜひ一度試してほしい」(城戸さん)とも。

 電話予約時間は7時~10時30分(ファクス予約は10時まで)。店頭販売は10時30分~売り切れ次第終了。土曜・日曜・祝日定休。配達地域は田原を中心に小禄、久茂地、西町、東町など。そのほかの地域は注文個数により対応する。

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