那覇で「モビリティウィーク」-3会場で多彩なイベント目白押し

自転車でまち巡り、ベロタクシー、電気自動車展示や試乗会、おもしろ自転車試乗会、海外の都市交通紹介パネル展、無料貸し出し自転車などを多彩に展開するほか、ゆいレール1区間を100円で提供する

自転車でまち巡り、ベロタクシー、電気自動車展示や試乗会、おもしろ自転車試乗会、海外の都市交通紹介パネル展、無料貸し出し自転車などを多彩に展開するほか、ゆいレール1区間を100円で提供する

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 那覇市とNPO法人しまづくりネット(那覇市前島2、TEL 098-862-1852)は9月16日~22日、昨年の「なはカーフリーデー」を拡大した「2008年なはモビリティウィーク&カーフリーデー」を行っている。

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 モビリティウィークは、毎年カーフリーデー(クルマに頼らない日=9月22日)を最終日とした1週間を「都市交通を考える交通週間」として位置づけ、新しい交通施策を展開する機会とするもので、ヨーロッパを中心に世界2,000以上の都市で行われているプロジェクト。同イベントは、その理念に基づき実施するもので、今回、カーフリーデーは設けず、市民に「日々の移動の仕方」について考えてもらうために、さまざまなイベントやシンポジウムなどを用意した。

 16日には県庁前駅で翁長雄志市長による開催あいさつが行われ、17日~19日の3日間は「カーフリー重点日」として那覇市職員、沖縄県職員、沖縄総合事務局職員がそれぞれ取り組んだ。

 20日・21日は、那覇市ぶんかテンブス館前広場や沖映通り、沖縄モノレール「ゆいレール」美栄橋駅交通広場を会場に、自転車でまち巡り、ベロタクシー、電気自動車展示や試乗会、おもしろ自転車試乗会、海外の都市交通紹介パネル展、バスの使い方アドバイスコーナー、無料貸し出し自転車などを多彩に展開するほか、ゆいレール1区間を100円で提供する。そのほか、なは街なかウォーク、警察による自転車の安全な乗り方講習会、車道規制による自転車走行体験(共に21日のみ)をはじめ、環境的に持続可能な交通(EST)を考えるシンポジウム「沖縄EST創発セミナー」(22日)も開催する予定。

 NPO法人しまづくりネットの中村司理事長は「昨年に比べ会場も、内容も、イベント数も拡大した」とし、「期間中に車を使わない事を宣言登録する『カーフリー宣言者』の募集をはじめ、道路交通法が変わったことで警察による自転車の安全な乗り方講習会なども設けた。温暖化やESTの現状を知るシンポジウムも開催するので、多くの人に来てもらえたら」と話す。

 詳しくは、那覇市都市計画課(TEL 098-951-3246)かNPO法人しまづくりネットまで。

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