沖縄県立博物館・美術館(那覇市おもろまち3)県民ギャラリーで2月24日より、「12の金の糸 パッチワークキルト展」が行われている。主催は、ソーイングやファブリックの専門店「ソーイングルーム ラ・スール」(沖縄市高原)。開催は3回目で、那覇での展示会は初めて。
会場は、パッチワークキルトのスタイルである「伝統的」「カジュアル」「ビクトリアン」の3つのブースに分け、同店のパッチワーク教室で学ぶ生徒50人の作品を紹介する。ベッドカバーやソファカバーなどの大作約60点のほか、テーブルセンターやエプロン、バッグ、ティーポットカバー、敷物、ランチョンマットなどの生活小物、ファブリックアート、タペストリーなど約200点以上を展示する。
同店で講師を務める久高かつよさんは「バッグなどの小物は、生徒さんが大作を制作している合間に息抜きで作ったものだが、それぞれの個性が出て面白いものに仕上がっている。沖縄はパッチワークキルトをする人も多く、しかもレベルが高い。全国コンクールで入賞する人がたくさんいる」とし、「作品をじっくり見てもらい、一針一針に込められた思いを感じてもらえたら」と話す。
開催時間は9時~18時。入場無料。3月1日まで。