那覇のカレー店「食堂インド」が移転・拡張-夜は「インド料理居酒屋」に

タンドール窯も導入し、ランチメニューのほか、単品料理も大幅に増やした

タンドール窯も導入し、ランチメニューのほか、単品料理も大幅に増やした

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 那覇・桜坂劇場近くの人気のカレー店「食堂インド」(那覇市牧志3、TEL 098-868-7981)は3月2日、周辺地域のホテル建築に伴い桜坂社交街へ移転し、リニューアルオープンした。同店は、築60年の古民家を利用し約14年営業を続けていた。

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 新店舗の面積は、1階・2階合わせて約22坪で以前より約1.5倍の広さになった。席数も1階9席、2階28席の計37席に。店内はオフホワイトの壁とオレンジのフロアを基調に、什器の濃い茶をアクセントに、インド雑貨などで演出した。移転に伴い、タンドール窯を東京より取り寄せ設置したほか、1階にカウンター席、2階には「パーティーや宴会に利用できるよう」(同店)座敷を用意した。

 移転を機に、メニューも大幅に増やした。13種あったランチ(500円~)は、ラムやマトン、豆のカレーなどを新たに追加し25種に広げた。使う具材によってスパイスを変えるなど、味、香りなど、多彩なメニューをそろえ、セットメニューも用意した。

 夜は、「要望が多かった酒とつまみが楽しめるダイニング居酒屋スタイル」(同店)にし、インド料理の単品メニューを中心に約30種を用意した。タンドールで焼き上げる甘めの自家製タレの焼き鳥「日本人のやきとり」(450円)をはじめ、自家製のホワイトソースを使いスパイスを加えた食堂インドグラタン(620円)、インドのジャーマンポテト風のアルマサラ(450円)、インドのヘルシー天ぷらのパコラ(480円)、サラダなどを用意。そのほか、インドワイン7種やインドビール、泡盛、日本酒、カクテル、サワーなどドリンク類も充実させた。

 同店の金城由香さんは「インド料理をメーンにしたダイニング居酒屋に力を入れていく予定で、こうした店は沖縄では珍しいと思う。タンドールを導入したことでメニューも増えた。落ち着いたらパーティーメニューなども充実させたい。インド料理をいろいろな人に食べてもらいたいと、リーズナブルな値段で提供しているので、一度利用してほしい」と話す。

 営業時間は、モーニング=6時~10時(日曜のみ休業)、ランチ=11時30分~17時、ディナー=17時~24時。

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