那覇市内小中校の「校歌」着メロ配信-市が企画、自治体で初の試み

各校の児童・生徒や先生の演奏、歌声を収録し、第1弾として安謝、城東、城北、城西、識名、曙、真地の7つの小学校と、上山、古蔵、小禄、城北、松城、仲井真の6つの中学校の計13校の校歌を配信する

各校の児童・生徒や先生の演奏、歌声を収録し、第1弾として安謝、城東、城北、城西、識名、曙、真地の7つの小学校と、上山、古蔵、小禄、城北、松城、仲井真の6つの中学校の計13校の校歌を配信する

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 那覇市は3月3日より、沖縄音楽ケータイサイト「沖縄ちゅらサウンズ」で那覇市内の小中学校の校歌を着信メロディー(着うた)として配信している。「自治体では初めての試みでは」(同市)という。原盤制作は、同サイトを運営する「ゆいワークス」(那覇市金城5、TEL 098-891-8440)が手掛けた。

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 「校歌着うた」は、市への愛着を高めるきっかけ作りや地域コミュニティーの活性化をはじめ、著作権や知的財産への意識啓発を図ることを目的にしたもので、「校歌」という地域資源を活用するビジネスモデルとした新しい試み。収益の一部は子どものための環境作りに活用する予定で、県内外に住む各校出身者などの利用を見込む。

 着うたは、各校の児童・生徒や先生の演奏、歌声を収録した。第1弾として安謝、城東、城北、城西、識名、曙、真地の7つの小学校と、上山、古蔵、小禄、城北、松城、仲井真の6つの中学校の計13校の校歌を配信。iモード、EZweb、Yahoo!ケータイの3キャリア対応。今後、市内の小中学校全53校の校歌の配信を目指し、順次追加する予定。

 同市企画財務部経営企画室の儀間規予子主査は「那覇市にゆかりのある人たちに、子どもたちが歌う校歌をぜひ聴いてほしい。7月か8月に第2弾を配信できれば」とし、「歴史のある小中学校が多く著作権者の情報が不足している。何か情報をお持ちの人は知らせてほしい」と呼びかける。

 同社制作の齋藤三貴さんは「最初は緊張していた子どもたちだが元気に歌ってくれた。iモード(ドコモ)では着うたフルに対応しており、タイトル画像として校舎や校章などが見られるので、ぜひダウンロードしてもらえたら」とも。

 利用料金は、iモード、Yahoo!ケータイが月額315円~のポイント制で、EZwebは月額105円で楽曲のダウンロードは別途従量課金。

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