那覇の古書店でトークライブ-相次ぐ地域誌休刊で編集者らが意見交換

雑誌の編集者やライター、カメラマン、出版関係者など5~10人が参加し、今後の沖縄の雑誌の未来を「気軽におしゃべりする」ストリートトークライブを行う

雑誌の編集者やライター、カメラマン、出版関係者など5~10人が参加し、今後の沖縄の雑誌の未来を「気軽におしゃべりする」ストリートトークライブを行う

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 那覇・第一牧志公設市場そばの古書店「とくふく堂」(那覇市牧志3、TEL 090-1703-0922)は4月23日、店頭でストリートトークライブ「激論!去りゆく沖縄の雑誌たち、そして…」を開催する。開業4周年を記念して企画したもので、ストリートトークライブの開催は2回目。

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 沖縄の季刊誌「季刊カラカラ」が昨年11月号で休刊したのをはじめ、「月刊うるま」は今年1月号で休刊。「沖縄スタイル」は今年3月号で不定期発行となり、「月刊ハンズ」は同4月号を最後にウェブマガジンやフリーペーパーに移行するなど、昨年秋から今年春にかけて不定期刊や休刊が相次いでいる。

 トークライブでは、これらの雑誌の編集者やライター、カメラマン、出版関係者など5~10人が参加し、今後の沖縄の雑誌の未来を「気軽におしゃべりし、今後の雑誌制作に生かす」(同店オーナーの徳沢達哉さん)もの。

 イベントを企画した徳沢さんは「沖縄二大新聞の夕刊廃止や連鎖のように休刊する雑誌にとても驚いている。だがこのピンチをチャンスととらえ、新しい出会いがきっかけとなり、何か新しいものを生み出しもらえたらうれしい」とし、「雑誌や本好きの人、出版関係者に話しを聞いてもらいたい。一般の人には読者の立場から『あの特集は面白かった。こんな記事が読みたい』などの意見も気軽に話してほしい」と参加を呼び掛ける。

 開催時間は20時~22時。入場無料。

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