那覇のギャラリー&アート雑貨店で、「ななみ6才 はじめての個展」

ななみさんが作った長さ約50センチの長皿や絵皿、コーヒーカップ&ソーサー、Tシャツなどの作品を中心に、兄2人の立体作品も展示販売する

ななみさんが作った長さ約50センチの長皿や絵皿、コーヒーカップ&ソーサー、Tシャツなどの作品を中心に、兄2人の立体作品も展示販売する

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 沖縄県内外で展示会企画を行っている牧工房(那覇市若狭1)は10月14日、那覇・波の上ビーチ通り沿いに「ミニギャラリー&アート雑貨 9 -kyu-」(那覇市若狭1、TEL 098-863-1779)がオープンした。オープニング企画展第1弾として「ななみ6才 はじめての個展」が始まった。

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 ななみさんは、読谷村の小学校1年生。クリエイティブファクトリーパパラギ(糸満市西崎)が手がける「キッズアートプロジェクト」の第1号キッズアーティストで、「FM沖縄25周年記念ステッカーデザインコンテスト」で審査員特別賞受賞するなど活躍。会場には、ななみさんが作った長さ約50センチの長皿や絵皿、コーヒーカップ&ソーサー、Tシャツなどの作品を中心に、兄2人の立体作品のほか、子どもたちのイラストなど約50点を展示販売する。

 同ショップは、「沖縄県内外のデザイン・制作・素材が出会い進化する!」をコンセプトに、県内外の多種多様なデザインと素材、陶芸や木工、彫刻、金属加工といった制作者が出会い、そこから生まれた商品を展示するミニギャラリーとしての役割のほか、県内外の工房で制作された商品を実際に見て触って納得して購入できるアート雑貨店としての場所を提供する。オープンから2カ月間は企画展示3回行い、来年からはアート雑貨販売を中心に2~3カ月に1度、展示会を開く予定。

 同店オーナーの内田牧子さんは「ななみちゃんの作品は、とても6歳とは思えないほど完成度が高い。ななみちゃんは、自分の中にある物語を話しながら、同時にお皿に絵を描いているようで、そのお話を陶芸家のお母さんが書き留めて、作品の横に添えた文章も面白い。11歳、13歳の二人のお兄ちゃんの作品もそれぞれ個性があり、細かいところまで丁寧に作られている。ぜひ手に取ってみてほしい」と話す。

 営業時間は12時~20時。入場無料。企画展は今月28日まで。11月より水曜定休。

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