那覇に「生」ジェラート店-パイン、イチゴなど県産フルーツにこだわり

生ジェラートは、特製の陶器を用い新鮮な果物とジェラートをその場で混ぜ合わせ提供する

生ジェラートは、特製の陶器を用い新鮮な果物とジェラートをその場で混ぜ合わせ提供する

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 那覇市牧志第一公設市場(那覇市松尾2)2階の食堂街に1月5日、生ジェラート店「ジェラートショップ ハート&ベリー牧志店」(TEL 090-8708-9047)がオープンした。ハート&ベリー(栃木県宇都宮市)と業務提携した同店は、沖縄では初めての出店となる。

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 店舗面積は約5坪。看板にはイラストレーター・下条孟さんのイラストが描かれ、沖縄本島北部の東村の特産品スペースも設ける。

 生ジェラートは、注文を受けてから季節のフルーツとベースジェラートを特製の陶器の中で、木ベラなどを使い手作業で混ぜ合わせ提供するのが特徴。同店オーナーの野口文彦さんは「果肉が凍らないように特注の陶器を使っているが、この製法は特許出願中」とし、「さっぱりした味わいで、飽きのこないおいしさ。現在、沖縄県産フルーツを使った生ジェラートを提供しているのは恐らくここだけでは」と話す。

 メニューは、「沖縄県産フルーツにこだわっている。イチゴは無農薬・有機栽培のサンフーズ港川ファーム(東村)のものを使っている」というパイン生ジェラート、イチゴ生ジェラート(各レギュラー=500円、プチ=300円)をはじめ、沖縄ぜんざいジェラート、ストロベリーミルフィーユ、ストロベリーレアチーズ、マッサジェラート、マンゴーマーブル、ストロベリーマーブル、パインマーブル、フレッシュミルク(各レギュラー400円、プチ=250円)の10種を用意。

 出店について、野口さんは「生ジェラートを沖縄の人に食べてほしいという思いと、起業を考えている人のために県内でのFC展開も予定しており、この店はその見本店舗としての役割も持たせた」と話す。「今後、シークワーサーやパッションフルーツ、マンゴーなど旬の果物を生ジェラートとしてメニューにどんどん加えて行く予定。試食もできるので気軽に試してもらえたら」とも。

 営業時間は10時~19時。第4日曜定休。

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