那覇で合同写真展「写真する人」-県内・若手写真家12人が出品

今回の展示では、「偉大な先輩たちや後の世代の人たちに対して、若手と言われている私たちが存在する証として、次代を担う覚悟や本気度を示したい」という

今回の展示では、「偉大な先輩たちや後の世代の人たちに対して、若手と言われている私たちが存在する証として、次代を担う覚悟や本気度を示したい」という

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 沖縄県立博物館・美術館(那覇市おもろまち3、TEL 098-941-8200)県民ギャラリーで4月29日、県内で活躍する若手フォトグラファー12人による合同写真展「写真する人」が始まった。今回で2回目。

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 会場は3つのブースに分かれ、家族にテーマを絞った作品から、沖縄の風景や御獄(うたき、聖地)を収めたおさめたモノクロ作品、4×4や6×4サイズのポジフィルムを作品としたもの、インスタントカメラでとらえた人物スナップ、デジタル処理したアート作品まで、各写真家が現在最ももっとも関心のあるモチーフや表現方法で仕上げた作品約400点が並ぶ。出品者は伊波一志、大湾朝太郎、こうちまき、島袋常貴、タイラジュン、タケヤスコウキ、田村ハーコ浩子、照屋俊、中川大祐、仲村渠ヒロシ、東正洋、ヤフネアキヒロの12人。

 実行委員の伊波さんは「おのおの写真に対する考え方やテーマは違うが、皆『写真』とともに真摯(しんし)に生きてきた、まさに『写真する人』。今回は前回の反省も踏まえ、作品づくりだけではなくポスターや広報活動、展示作品の見せ方にまで気を配った」とし、「偉大な先輩たちや後の世代の人たちに対して、若手と言われている私たちが存在する証として、次代を担う覚悟や本気度を示したいと考えた。『こんな写真家が沖縄にもいるんだ』と、少しずつでも知ってもらいたい。たくさんの人に見てほしい」と話す。

 開催時間は9時~18時(金曜・土曜は20時まで)。入場無料。5月2日15時から「アーティストワーク」、同8日13時から「スライドショー」上映も行う。同9日まで。

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