那覇に初の「ドラム」専門店-防音室設置、専門性で既存店と差別化

誌打のほか、ドラムヘッド(皮)交換の際のチューニングなどができる2畳ほどの防音室

誌打のほか、ドラムヘッド(皮)交換の際のチューニングなどができる2畳ほどの防音室

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 沖縄都市モノレール「ゆいレール」奥武山公園駅近く国道221号沿いに6月6日、ドラム専門店「ドラムショップ ハル」(那覇市山下町、TEL 098-840-1826)がオープンした。「ドラム専門店は恐らく沖縄では初めてでは」とオーナーの仲里耕造さん。

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 店舗面積は約12坪。オフホワイトを基調にした店内には、約2畳ほどの防音室を設ける。「誌打やドラムヘッド(皮)交換の際のチューニングが気兼ねなく、心ゆくまでできるように防音室を設けた」。

 取扱商品は、国産メーカーを中心にスネアドラム、シンバル、スタンド、スティック、トレーニングパッド、ドラムヘッド、ケース、各種パーツなど多岐にわたる。そのほか、仲里さん自身がバンドでギターを担当していることもあり、ギターの弦やエフェクターなどもそろえる。

 出店について、ドラムがもともと好きだったという仲里さんは「レコード店で10年ほど働いていた。失敗してもやはり自分の好きな店をやりたいと思い出店した。これまでのような楽器店では老舗店には太刀打ちできないことや、ドラムがギターに比べ品ぞろえが弱いこと、他店舗との差別化を考え、ドラムに焦点を絞った」と話す。

 「バンドの要はやはりドラム。いい音のドラムをたたいたり、聴き比べしたりすることでレベルアップにつながる。防音室を自由に使って理想の音を見つけてもらえたら」とも。

 営業時間は13時~21時(日曜は19時まで)。木曜定休。

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