那覇経済新聞の今年上半期PV（ページビュー）ランキング1位には、「那覇・国際通りに初の『メード＆執事カフェ』－ラブハートプラス」（4月16日）が輝いた。那覇に初めて登場した本格的な「メード＆執事カフェ」が読者の関心を呼んだものと推察される。

　ランキングは、今年1月4日から6月30日までに配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。上位10位のランキングは以下の通り。（カッコ内は掲載日）

1. 那覇・国際通りに初の「メード＆執事カフェ」－ラブハートプラス（4/16）2. 那覇に「びっくり食堂」－40年ぶりに沖縄へ帰郷、1カ月で出店（2/1）3. 那覇・儀保交差点近くに沖縄そば店－「でーじ盛り」750グラムも同料金で提供（3/16）4. 那覇の食堂が「健康朝食バイキング」－朝7時開店、朝採り野菜料理提供（2/8）5. 人気の揚げパン店「アントシモ」、移転に伴い「Gパン」「Oパン」「Bパン」投入（4/27）
6. 那覇・与儀に「からあげ聖林」－福岡の老舗店、沖縄に初進出（4/26）
7. 那覇・泊の住宅街にカフェ「タマシダ」－ヤンバル無農薬野菜にこだわり（3/18）
8. 那覇・銘苅にカレー専門店－「安全、安心」にこだわるカレーを290円で提供（4/2）
9. 那覇に「港が見える」カフェ－豆乳ラテ・豆腐照り焼きハンバーガーなど人気（1/21）
10. 那覇・田原に初の「ビーガンスイーツ」店－オーガニック、国産にこだわり（1/13）

　相変わらず飲食店記事が高い人気を集めた。中でも、2位の「那覇に『びっくり食堂』－40年ぶりに沖縄へ帰郷、1カ月で出店」、3位「那覇・儀保交差点近くに沖縄そば店－『でーじ盛り』750グラムも同料金で提供」など、店名や「麺750グラム同額」という独自の取り組みが読者の関心を引いたと思われる。4位「健康朝食バイキング」、7位「ヤンバル無農薬野菜にこだわり」、10位「ビーガンスイーツ」などもアクセス数を伸ばし、健康や食の安全に対する関心の高さをうかがわせた。

　景気低迷が続く那覇。中心市街地の国際通りやおもろまちなどへの出店も一時期より落ち込んだ感があるが、今年上半期の特徴として、30代男女の個人経営者が都心部周辺地域の泊地区、前島地区、小禄地区などへ出店する傾向にあった。今後も、こうした個人の起業家の動向にも注目していきたい。