那覇に沖縄料理店「まめや」-渡嘉敷島で開業、東京出店経て再出店

写真は「店一番のおすすめ」という豆腐を作る際の煮汁を使った同店オリジナル「ゆし豆腐(おぼろ豆腐)そば」(600円)

写真は「店一番のおすすめ」という豆腐を作る際の煮汁を使った同店オリジナル「ゆし豆腐(おぼろ豆腐)そば」(600円)

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 那覇・首里高校裏門向かいに7月8日、手作り豆腐料理と沖縄創作料理店「まめや」(那覇市首里寒川町1、TEL 090-6116-7443)がオープンした。

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 店舗面積は約24坪。席数は24席で、テーブル席のほか座敷も設ける。築40年の建物を改装した店舗は、白を基調にすだれや泡盛酒造所ののれんなどで演出。

 メニューは、手作りの豆腐を使った料理と沖縄創作料理が中心。「昔ながらの作り方にこだわり、豆腐は豆をすりつぶす以外はすべて手作業で行っている。ミネラルが豊富な沖縄の塩ヌチマースとアルカリ還元水を使用した自家製にがりでていねいに作っている」とオーナーの内原彰さん。

 「店一番のおすすめ」という「ゆし豆腐(おぼろ豆腐)そば」(600円)は、豆腐を作る際の煮汁を使った同店オリジナル。そのほか、沖縄そば(500円)をはじめ、手作りジーマーミ(落花生)豆腐(200円)やジーマーミプリン(150円)、「少し独自のアレンジを加えている」というゴーヤーチャンプルー、麩チャンプルー、ナーベーラーウンブシー(ヘチマのみそ煮)、ヒラヤーチー(沖縄風お好み焼き)なども。

 もともと東京で鉄鋼業を営んでいた渡嘉敷島出身の内原さんが、1999年7月に渡嘉敷島に戻り妻の美千代さんと初めて開業した同店。観光客にターゲットを絞り人気店となった。2007年5月に知人の後押しもあり東京・新宿の神楽坂に新たに出店したが翌年4月に閉店した。その後、2009年7月に埼玉県戸田市にあった長男の店舗を借り営業を始めるが、大病を患ったのを機に沖縄へ戻り再出店することを決めたという。

 内原さんは「今年2月に沖縄に帰ってきた。渡嘉敷に戻ることも考えたが、店をひいきにしてくださるファンの皆さんの利便性などを考え那覇に店を構えることにした」と振り返る。「近所の皆さんにゴーヤーやピーマンをもらうなど、よくしてもらっている。今後は後継者の育成や『まめやブランド』を残していけたら」と話す。

 営業時間は11時~15時、17時~22時。水曜定休。

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