那覇・曙にラーメン店-「ドロッとした濃度の高い」つけ麺スープ売りに

写真は、豚骨をベースに魚粉は使わず、魚を一度焼いて香ばしくした身をつぶし豚骨スープに加えて作る、濃度の濃いつけ麺スープが特徴の「つけ麺」(700円)

写真は、豚骨をベースに魚粉は使わず、魚を一度焼いて香ばしくした身をつぶし豚骨スープに加えて作る、濃度の濃いつけ麺スープが特徴の「つけ麺」(700円)

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 那覇・曙に8月16日、つけ麺とラーメンの専門店「めんや合ッ杯(ガッパイ)」(那覇市曙1、TEL 098-863-0660)がオープンした。店名は沖縄方言で「突き出た後頭部」を意味する「ガッパイ」をもじった。

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 店舗面積は約25坪。薄いグレーを基調に淡い茶色をアクセントにした店内には、カウンター席、テーブル席計30席を設ける。内装はスタッフで仕上げた。

 主なメニューは、「つけ麺」(700円)と「ラーメン」(650円)。つけ麺は、ドロリとした濃度の高いつけ麺スープが特徴。スープは豚骨をベースに魚粉は使わず、魚を一度焼いて香ばしくした身をつぶし豚骨スープに加えて作る。「豚や魚の脂で濃度を出し、アクセントにユズを加えさっぱり感も加えた」という。つけ麺スープは「濃いめ」「普通」「あっさり」が選べる。麺は特注の中太ストレート麺を使う。

 そのほか、「麺大盛り」(100円)。トッピングはチャーシュー(150円)、ノリ、メンマ、ネギ(各100円)。サイドメニューは、「豚めし」(250円)、「ギョーザ」(300円)、「鶏からあげ」(350円)、デザート(150円)なども。ランチタイムは、ごはんか麺大盛りがサービスとなる。

 店を切り盛りするのはオーナーの比嘉よしやさんと料理長の謝花周吾さん。出店について、比嘉さんは「以前、周吾(さん)が作ったラーメンを食べた時に『これなら、いける』と思い、2人で出店を決めた」とし、「まだ告知もできていないがラーメン通の人に来てもらっている。濃いスープを求める人ほどラーメン好きのようで、写真を撮ったり、質問したりと楽しんでもらっている」と話す。

 謝花さんは「つけ麺スープはまだ完成ではないが、納得の味、濃さになるまで約1年かかった」とし、「友達に『うまいから』とすすめられたラーメンがとても濃厚で食べられなかった経験があるが、2度、3度と試すうちにやみつきになった。そんな無性に食べたくなるラーメンを作りたい。皆さんも1度で判断せず2度、3度と食べてもらえたら」とも。

 営業時間は11時30分~21時(ランチタイムは11時30分~14時30分)。日曜定休。

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