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京都の中華そば店「天天有」、那覇に府外初出店-鶏白濁スープ売りに

鶏ガラを16時間煮込むことで甘さが出てくるという独特のスープが特徴の「中華そば」(650円)

鶏ガラを16時間煮込むことで甘さが出てくるという独特のスープが特徴の「中華そば」(650円)

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 那覇・ニューパラダイス通りに11月2日、中華そば店「天天有(てんてんゆう)沖縄本店」(那覇市牧志1、TEL 098-863-1587)がオープンした。

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 同店はFC店で、本店は1975(昭和50)年創業の老舗店で京都・一乗寺にある。MIRAI(京都市西京区)がFC運営を行い、現在京都府内に6店舗を展開する。府外への進出は初めて。

 店舗面積は約20坪。席数は16席。黒を基調に竹をアクセントにした店内は、カウカウンター席、テーブル席を設ける。カウンターや椅子は赤色で統一した。

 メニューは、「鶏ガラ100%を使い16時間煮込んでうま味を引き出した甘めのスープ」の「中華そば(鶏白湯スープ)をメーンに、「濃厚しょうゆスープ」(以上650円)が選べる。京都から取り寄せた麺と九条ネギを使う。九条ネギの大盛り無料や「限定煮卵」サービス、チャーシュー増し(150円)、大盛リ(100円)にも対応。そのほか、「炒(チャー)セット」(中華そば、小チャーハン)、「有(ゆう)セット」(中華そば、ギョーザ、ごはん)(以上900円)、ギョーザ(5個、250円)、チャーハン(並=450円、大=550円)なども。

 出店について、同社の奥田克彦さんは「沖縄の事情に詳しかったことや、沖縄にどんどんラーメン店ができているが鶏ガラをベースにしたラーメンがないこと、沖縄でまず勝負したいという思いがあり出店を決めた」とし、「来年3月には東京にも出店を予定。今後は1県に1店舗を展開したい」と話す。

 「水の違いや環境のせいなのかどうか分からないが、思い通りのスープができずオープン日を延ばしたほど。正直に言えばまだ80%の出来。中華そばもそうだが、チャーハン、ギョーザにもこだわっている。好き嫌いのはっきり分かれるラーメンだが一度試してもらえたら」とも。

 営業時間は11時~24時(スープが売り切れ次第終了)。

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