那覇・西消防署通り沿いに5月17日、タブレット端末レンタルや電子書籍化のための機材を設置するWi-Fiカフェ「Tab’Spot（タブポット）」（那覇市西1、TEL 098-862-3150）がオープンした。

　店舗面積は約40坪。席数は40席。ウッドフロアに高い天井が開放的な店内は、トウのソファ、観葉植物などを配し、「ゆったりくつろげる南国をイメージした」という。Wi-Fi環境を整備したほか、電子書籍化に必要なスキャナー2台や裁断機（6月導入予定）、プリンター、スマホ・携帯電話、タブレットなどの各種充電器も完備。

　利用料は、2時間＝500円（フリードリンク）。そのほか、スキャニングサービス（本の電子書籍化、１グラム＝1円）、裁断機（50円～）、プリントアウト（写真1枚＝30円、白黒印刷1枚＝20円）、タブレット端末レンタル（300円～500円）、PCレンタル（800円）、ファクシミリ（1枚50円）、シャワー利用（300円）、レンタルスペースなどにも対応する。

　店主の相川浩一さんは「この地域に商談で使えたり、タブレット端末で本が読めたり、人が集まれる施設がなかったこともあり出店を決めた。自分で電子書籍化できる機材を備えたカフェは多分、沖縄で初めてでは」とし、「商談やビジネスの資料整理、コピー機やファクシミリサービスなどビジネスパーソンの利用だけでなく、地元の皆さんが集まれるような場所になれば」と話す。

　営業時間は10時～20時。