日本トランスオーシャン航空(那覇市山下町3、TEL098-857-2112)は3月5日、オレンジカラーとラインが懐かしい南西航空(SWAL)時代の特別塗装機を就航させる。
1967(昭和42)年沖縄県民の足として設立された同社には、「うちなーの翼」としての使命があり、地元と一体になった観光誘客の役割を担う。その思いを再認識することと、3月7日に開港する新石垣空港が八重山諸島の地域発展の拠点となることを願って就航する。
機材はボーイング737-400(JA8999)。座席数145席。就航期間は3月5日より5年間を予定する。就航路線は同社の同機材が就航している全路線となるが、現在の石垣空港最終日に当たる3月6日と、新石垣空港開港日の3月7日は石垣への運航となる。
同社広報の金城智さんは「南の島に向かって南西航空時代の塗装機。大空にくっきりとSWALジェットが飛ぶ。その姿をぜひ楽しんでもらいたい。できれば一緒に大空へ」と利用を呼び掛ける。