第86回選抜高校野球大会・4日目、初出場の美里工業高校(沖縄)が関東第一高校(東京)に2対4で敗れ、惜しくも初戦突破はならなかった。
美里工は3回に1死から宮城諒大(=背番号7)、神田大輝(=背番号8)、花城航(はなしろわたる)各選手の連打で1点を先制。さらに7回2死から宮城選手の左前ヒットで、ランナーの砂川龍之介選手(=背番号17)がホームに滑り込み1点を追加した。
8回に入り、好投していた先発の伊波友和選手(=背番号1)がつかまり4点を許し逆転となり初戦突破はできなかった。
試合後の会見で、神谷嘉宗(よしむね)監督は「負けはしたが、チームは良い雰囲気でよく戦った。予想以上のできだと思う」と語り選手をねぎらった。先発の伊波選手は「同点になっても焦らなかったが、次の投球で力んでしまった」と冷静に振り返った。