プロバスケットボールbjリーグ「2013~2014シーズン プレイオフファイナルズ」で「琉球ゴールデンキングス」は、「ウェスタンカンファレンスファイナルズ(西地区優勝戦)」で、「京都ハンナリーズ」に74-56で勝利し全国制覇に王手をかけた。2年ぶり4回目の決勝進出となる。
素早いパスワーク、リバウドの対応など鉄壁の守備と、スピードを重視し確実に得点に結びつける攻撃を展開するハンナリーズ。第1クォーターで、キングスはハンナリーズのペースに乱されるが、徐々にキングスらしいダイナミックな攻撃を取り戻し18-17に持ち込む。第2クォーターは20-10で制するとキングスらしい攻撃と守備がよみがえり試合をリードした。第3クオーターを19-16、第4クォーターを17-13と接近するも逃げ切りハンナリーズを下した。
試合後の記者会見で伊佐勉ヘッドコーチは、「6割は作戦、4割は選手達の『勝ちに行く』という気持ちが勝利に導いた。レギュラーシーズンとは違う緊張感がプラスに影響したと思う」と分析する。
キングスのブースターは選手と一体となった応援を展開。勝利をもぎ取る叫びを東京・有明コロシアムに響き渡らせた。キングスは25日17時10分から「イースタンカンファレンスファイナルズ(東地区優勝戦)」で、「富山グラウジーズ」に94-109で勝利してきた、名将・中村和雄コーチ率いる「秋田ノーザンハピネッツ」を相手に、リーグ決勝に臨む。