恩納村北と名護市南地区のホテルとゴルフ場が連携して運営している「ON-NA-GO Resort Village（オンナゴリゾートビレッジ）」が6月7日、「OnNaGo謝恩チャリティーコンペ」を実施し、当日集まった募金を緊急医療へり（民間ドクターヘリ）の運航をサポーする「NPO法人メッシュ・サポート」に寄付した。

仏アエロスパシアル（現ユーロコプター社）製のヘリコプターAS350B

　喜瀬ビーチパレス、喜瀬カントリークラブ、オキナワマリオットリゾート&スパ、SPA RESORT EXES、沖縄かりゆしビーチリゾート・オーシャンスパ、ザ・リッツ・カールトン沖縄の施設で構成される同団体。 地域貢献活動の一環として、沖縄北部の医療に欠かせない緊急医療へりの運航をサポートしている「NPO法人メッシュ・サポート（MESHサポート）」に寄付した。

　同団体の副村長で喜瀬カントリクラブの東江輝定さんは「緊急医療ヘリは地域医療にとっては重要なもの。今後も支援を続けていきたい」と話す。寄付金を受け取ったメッシュサポート・事務局長の塚本裕樹さんは「前回のチャリティーコンペが行われた際にも、寄付を頂き、継続的な支援に感謝している。寄附金はヘリ運航継続のために活用させていただく」と感謝の気持ちを語った。

　現在、仏アエロスパシアル（現ユーロコプター社）製のヘリコプターAS350Bを使用して、沖縄県北部を中心に緊急医療ヘリを運航。小濱正博（専門領域＝高気圧酸素治療・減圧症・海洋咬刺傷治療）、吉池昭一（同＝外傷外科・救急）、田中浩二（同＝ER・形成外科）の医師を中心にしたドクターが現場に直行し医療に当たり多くの命を救っている。メッシュサポートは、日本でただ一つの民間の手で運営されている緊急医療ヘリ。