吉本興業が「沖縄花月」と「沖縄おもろおばけ屋敷」の概要を発表

概要発表会見でのフォトコール

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 吉本興業(大阪府)が2月2日、リウボウ商事と開発を進めているエンターテインメント型観光商業施設「HAPINAHA」(那覇市牧志2)で、3月12日にオープンする「よしもと沖縄花月」と「沖縄おもろおばけ屋敷」の概要を発表した。この日の会見の司会は、沖縄出身のスリムクラブが担当。沖縄と東京を中継で結んだ。

「沖縄おもろおばけ屋敷」をプロデュースする木村佑一さん

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 2014年9月末に閉店した沖縄三越の施設を活用して、那覇中心部の活性化へ向けて、新たな拠点づくりを目指す同施設。吉本興業は「よしもと沖縄花月」と「沖縄おもろおばけ屋敷」を中心にして多様なエンターテインメントを提供する。

 「よしもと沖縄花月」は、よしもと13カ所目の常設劇場(189席)で、年中無休で公演を行う。プログラムはガレージセールゴリさんが座長を務める「沖縄新喜劇」と「おきなわポケットミュージカルス」でよしもとの人気芸人が総出演して公演を行う。

 「沖縄おもろおばけ屋敷」は、登場するおばけが全員芸人という世界で初めてのおばけ屋敷。お笑い芸人の木村佑一さんがプロデューサーとなり「ただ怖いだけじゃ、オモシロくない」コンセプトに「追いつめられる恐怖」と「思わず笑ってしまう体験」を提供する。

設定はデパート「おもろ百貨店」を舞台に、沖縄県や鹿児島県に伝わる悪霊・魔物・妖怪の総称である「マジムン」と対決しながら隠された「石敢當(いしがんとう)」を取り戻すストーリー。「不思議!ミラー通路」「スパイラルパイプ」「まっすぐ歩けない部屋」なども登場するという。

 自らも「おもろ百貨店」の社長役にもなる木村祐一さんは「『怖おもしろい』という今までにない体験を楽しんでもらいたい。中には見ただけでも怖い芸人も登場する」と笑いを誘った。ガレージセール川田さんは「実は、悪霊に取りつかれたことがある」と体験談を披露。「その体験を生かして怖さを表現したい」と意欲を見せる。

 「よしもとエンタテインメント沖縄」の水谷暢宏社長は「笑いを中心にしたエンターテインメンテトで、那覇を明るくにぎわいのある街にしていきたい」と意気込む。

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