第87回選抜高等学校野球大会(日本高等学校野球連盟・毎日新聞社主催)の開会式が3月21日9時から行われ、前年度優勝校の龍谷第平安高校、準優秀校の履正社高校に続いて参加32校のトップで沖縄県代表の県立糸満高校が入場した。
夏の大会では2011年に初出場を果たしているが、春の選抜大会は今年が初出場となる同校。機動力野球で九州大会を勝ち進み、準優勝で出場をたぐり寄せた。野球部マネジャーの溝上陽月さんが持つプラカードを先頭に、池間誉人キャプテンとナインが掛け声を上げて入場した。
8時15分頃から薄日が差し始めた甲子園球場。糸満ナインの行進が始まるとスタンドより拍手と声援が起きた。糸満高校の初戦は大会5日目(25日予定)の第1試合で、3年ぶり23回目の出場となる天理高校(奈良)と対戦する。