NPO「メッシュサポート」(名護市宇茂佐、TEL 0980-54-1006)が募っていた医療用飛行機の購入資金のためのクラウドファンディングが成立した。クラウドファンディングの運営会社は「国内では史上最高額の成立」と発表した。
「救える命を救いたい」をスローガンに日本初の民間医療ヘリを運航している同法人。沖縄離島医療として急病患者を救うための医療用飛行機の購入資金を調達を目指し、国内大手のクラウドファンディング「READYFOR(レディーフォー)」を利用して資金募集を行っていた。
達成したのは6月1日。目標額の3,500万円に対して445人から計3,629万円の資金が集まりプロジェクトが成立。同NPO理事長で医師の小濱正博さんは「このプロジェクトは前例がなく、高い目標額であったため、厳しい取組りみだったが、多くの応援と支援をいただき目標を達成することができた。皆さんのおかげ」と感謝と喜びの意を言葉にする。
同時に「この先、皆皆さまから託していただいた医療用飛行機での医療を推進していく過程でも、乗り越えていかなければならない壁があると思う。私たちは、『航空機を活用した救命活動』と『航空医療の啓発進』のためにまい進していく所存」と話した。
約2500のプロジェクトの資金調達を成功させているレディスフォー社長の米良はるかさんは「国内史上最高額の支援が集まり、大変感動している。医療の問題が、クラウドファンディングで解決へ向けて動き出すことは素晴らしい」と喜びを表し、「今後もたくさんの方の夢をサポートさせていただきたい」と話した。