沖縄県中小企業家同友会・情報関連部会「eおきなわ」(那覇市小禄、TEL 098-859-6205)は1月31日、沖縄産業支援センター(同)で「ITまつり ~ITの面白さを体験しよう!!~」を初めて開催する。
同イベントは、県内の情報系高校、専門校、大学など14校の学生が手がけた作品のデモンストレーションや展示を通して、小学生から大学生など若い世代に対し、情報技術への関心を高めてもらうのが目的。
内容は、沖縄工業高等専門学校のロボコン2008全国大会で優勝したロボットのデモンストレーション、組み込みソフトウエアの技術を競うETロボコン試走、ETロボコン対戦、ロボットすもうなどを行うほか、琉球大学電気電子工学科の監修によるボイスレコーダーの組み立てや、画像を取り込み缶バッジにする工作体験コーナーも設ける。そのほか、各校ブースでは学生が製作したプログラムやCG作品、ハードウエア作品などの展示、学生による作品プレゼンテーション、WRO(ワールド・ロボット・オリンピック)講演会を行うほか、県内IT企業のブースも設ける。来場者を対象にiPod抽選会も行う。
同会の前田憲部長は「行政、企業、学校が参加したITイベントは多分初めて。しかも学生の作品を中心に紹介するのも初めてだと思う」とし、「高校生や大学生という身近な人が作ったロボットなど、子どもたちに興味を持ってもらえると思う。このイベントを通してITに親しむきっかけになれば」と、来場を呼びかける。
開催時間は12時~18時。入場無料。