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那覇のカフェ・古着店など13店舗に募金箱-イベント団体が支援をサポート

レジ横に置かれた手作りの募金箱

レジ横に置かれた手作りの募金箱

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 カルチャーイベントの開催で地域活性化を目指す「SHARE(シェア)実行委員会」(那覇市牧志2、TEL 098-861-9982)は東日本大震災発生の翌日3月12日、イベントの協力店へ自作した募金箱の配布を始めた。現在13店舗が募金箱を置き、来店客に支援を呼びかけている。

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 カルチャーイベントを通じて時間、空間、人のつながりを「SHARE(シェア、=分かち合い)」することを目的にさまざまなイベントを開いている同委員会。東日本大震災を受け、その翌日、「簡易募金箱」を自分たちで作った。これまでイベントで出会った店やショップにメールで募金箱設置を依頼。13店舗がいち早くその趣旨に賛同し配布を決めた。「支援はしたいが、集めたお金をどこに届けていいのか分からず、どうすればいいか悩んでいた」という店も多かったという。

 募金箱を置くのは、クラブ「熱血社交場」(牧志1)、ヘアサロン「Hair Salon GRAM」(牧志3)・「HairSalon pura?」(牧志2)・「HairSalon pupa?2,0」(牧志1)・「Hair Salon UOVO」(安里1)、眼鏡ショップ「Eye Wear Optico」(牧志2)、カフェ「Cafe Santeria」(松尾2)、「沖縄古着屋SCLAP」(牧志2)、バー「Free Style Bar R.com」(久茂地3)、リサイクルショップ「JUMBLE」(牧志3)、「hairStudio MaRi-SeRi」(浦添市)、「タルト屋 Ohacorte」(浦添市)、「hair make L'A.S.I.E」(北谷町)。

 集まった義援金は今月31日でいったん集計し、日本赤十字社などに送る予定。金額などの明細は同サイトで明らかにする。

 同委員のスエヨシヒロアキさんは「スピードが何より大事だと考え、すぐに募金箱の設置に動いた。さらに募金箱の設置を考えている店があればサポートしていきたい。集まった金額や寄付先をしっかり皆さんに知らせることも大切だと考えている。少しでも被災地の人の役に立つことができれば」と話す。

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