那覇市民ギャラリー(那覇市久茂地1、TEL 098-867-7663)で6月26日、「写真クラブ真の会」による写真展が始まった。今回で11回目。
同クラブは、カルチャースクールなどの写真講座の卒業生で結成。現在メンバーは16人で、退職した65歳以上の人が多いという。「沖縄の自然の素晴らしさと、光の移ろいを捉えること」をクラブのモットーに、毎月1回の写真撮影会など活動を続ける。
今回、メンバー16人がそれぞれ4~5点、計80点を出品。朝もやに包まれた山々、夕暮れの海、きらめく水面の棚田、ライトアップされた街並み、木漏れ日の道路などの風景写真を中心に、花や植物などをモチーフにしたカラー写真、パノラマ写真やモノクロ写真など多彩な作品が並ぶ。
同会長の久高将男さんは「夜明けや日没など、わずかな光の移ろいを写し取ることに力を入れている。色の再現性や空気感にもこだわり、銀塩フィルムのような仕上がりを目指した」と話す。
「同じ場所でも時間によって表情が違い、新しい出会いや感動を与えてくれる。作品からそんな感動を感じてもらえたら」とも。
開催時間は10時~19時(最終日は17時まで)。入場無料。7月1日まで。