那覇・新都心に4月7日、コーヒー豆専門店「美ら豆珈琲（ちゅらまめこーひー）」（那覇市安謝1、TEL 98-863-0489）がオープンした。

　店舗面積は3坪で、小さなテラス席（4席）を設けた。木目を基調にした店内には手書きのPOPが並び、手作り感を演出。同店の高倉八重子店長は「コーヒー豆専門店は敷居が高いという声を良く耳にし、アットホームな店作りを心がけた」と話している。店名はコーヒーのおいしさや香りの良さを沖縄方言で「美しい、清らか」を意味する「美ら（ちゅら）」に例えたという。

　コーヒー豆は、備長炭を使い「炭火焙煎」の「香り高い」コーヒー豆を提供。ブルーマウンテン、モカ、キリマンジャロ、グァテマラといった代表的なコーヒー豆をはじめ、「ケーキに合う」など目的別のオリジナルブレンド豆など計21種類をそろえる。「気軽にいろいろな種類を試してもらえるように100グラム単位で計り売りをしている」（高倉さん）。中でも「コクのある深煎りコーヒー」が人気だという。

　また、ハンドドリップしたホットコーヒー（280円～）や紅茶（200円）、チャイ（400円）などのドリンクはテークアウトでも提供。客層は30代～40代の女性が多く、大半がリピーターだという。

　高倉さんは「沖縄はコーヒー好きが多いという印象があるが、コーヒー豆専門店は意外と少ない。おいしいコーヒーを探している人は是非来店してほしい。好みのコーヒーを見つけるお手伝いができれば」と話す。

営業時間は10時～19時。日曜定休。

美ら豆珈琲