那覇で「沖縄広告賞展」、5部門入賞39作品を展示

県内向けの広告を対象に応募総数249点の中から5部門39作品が沖縄広告賞を受賞(写真=会場風景)

県内向けの広告を対象に応募総数249点の中から5部門39作品が沖縄広告賞を受賞(写真=会場風景)

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 沖縄県内の広告代理店や広告制作会社58社が参加する沖縄広告協会(那覇市久茂地3、TEL 098-869-0047)は6月5日より、那覇・国際通りの「那覇市ぶんかテンブス館」(那覇市牧志3)で「沖縄広告賞展」を始めた。開催は今回で25回目。

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 同賞は、県民の広告に対する正しい理解と知識を深め地域文化の発展に寄与することを目的に行われる県内唯一の総合的な広告作品コンテストで、昨年1年間に制作された県内向けの作品が対象。今回は249点の応募があった。

 3月上旬に同協会に参加するクリエーターらによる1次審査が行われ99点を選出。4月上旬に琉球大学教授や芸術監督など一般審査員5人による2次審査が行われ、新聞部門、テレビ部門、ラジオ部門、商業デザイン部門、雑誌部門の5部門で39作品が選ばれた。

 審査評論では「年々表現技術が高まりスマートな表現のものが多くなった」する反面、「テレビやラジオに沖縄色が少なくなった。ウチナー(沖縄)のニュアンスを理解できない人たちが増えているが、そうならざるのえないのか…。地域へのこだわりを持ってほしい」などの意見も出された。

展示時間は10時~19時。入場無料。同10日まで。

沖縄広告協会

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