沖縄県で「スポーツコミッション沖縄(仮称)」の設立に伴い、「スポーツツーリズム」活動が加速している。
沖縄の将来像の実現に向けた「沖縄21世紀ビジョン基本計画」の中で重要な要素の一つとなる「スポーツアイランド沖縄」。その推進を担う「スポーツコミッション沖縄(仮称)」が始動したことで具体的な活動が見え始めてきた。
1月29日に行われた「沖縄スポーツツーリズムセミナー」もその一環。沖縄旅行をスポーツの魅力でより楽しいものにするため、アスリートによるトークセッションが行われた。テーマは「アスリートによる沖縄スポーツ環境の魅力」。MCをサイクルロードレース解説者で宇都宮ブリッツェン テクニカルアドバイザーの栗村修さんが担当した。
トークセッションでは、沖縄出身で地域に密着したチームの設立を目指す普久原奨(ふくはら まさる)さん、コンディショニングトレーナーでNAHAマラソンではランニングクリニックを担当する小島成久さん、スタンドアップパドルサーフィン(SUP)のインストラクターなどビーチスポーツで幅広く活動する曽和裕晶さんが登壇し、沖縄のスポーツ環境の素晴らしさを語り合った。