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ホテルグレイスリー沖縄の開業準備進む-藤田観光の2ブランド戦略加速

「ホテルグレイスリー沖縄」の完成予想パース図

「ホテルグレイスリー沖縄」の完成予想パース図

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 藤田観光がホテル事業の総称として設定した「WHG(ダブリュー・エイチ・ジー)」に基づき、2016年春、沖縄県那覇市に開業する「ホテルグレイスリー沖縄」(那覇市松尾1)の開業準備が順調に進んでいる。

「ホテルグレイスリー沖縄」のイメージ

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 同社は、ビジネス利用を主体としつつも観光ニーズにも対応し、機動力あるサービスを提供してきた「ワシントンホテル(WH)」(27ホテル)と、センスの良い空間デザインやサービスで旅行を豊かにすることを目指す「ホテルグレイスリー(HG)」(3ホテル)の2ブランドで事業を展開している。

 同社は1988(昭和63)年から2012年6月まで「沖縄ワシントンホテル」を久米地区で運営。フランチャイズ契約の満了により沖縄での事業を終了していた。今回は、県内最大の繁華街である国際通りに面し、観光の拠点として最適な立地。198室(ツイン125室、シングル73室)で、シングルルームでも18平方メートルの客室面積を確保する。

 「ホテルグレイス」ブランドは、4月24日に旗艦店の「ホテルグレイスリー新宿」(970室)を開業。2016年春開業の沖縄に続き、同年秋に京都寺町に「ホテルグレイスリー京都寺町(仮称)」の開業も予定。札幌、銀座、田町、新宿、沖縄、京都の5ホテル体制とし、ホテルブランドの確立を加速させる。

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