リブロで「沖縄県産本フェア」-幅広い出版物を展示販売

リブロで「沖縄県産本フェア」を開催(写真=リブロ店内)

リブロで「沖縄県産本フェア」を開催(写真=リブロ店内)

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 リウボウブックセンターリブロ(那覇市久茂地1)で9月29日より、「第8回沖縄県産本フェア2006~名月やあなたの窓辺に県産本~」が開催されている。

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 沖縄県産本とは、沖縄県内で発行された出版物を指すもので、県内では「郷土本」「沖縄本」のコーナーが設けられている書店も少なくない。県内には60以上の出版社があるといわれ、それぞれユニークな視点で本を出版し続けている。

 「沖縄県産本」の言葉は、1994年に若手編集者らが集まり、活動を開始した際に組織名として掲げられた「沖縄県産本ネットワーク」に始まる。1999年から毎年2週間ほど「沖縄県産本フェア」を開催し、沖縄出版業界の発展に努めている。

 今回は、奄美から八重山まで出版社30社が参加し、1,300種類以上の本を展示販売している。紹介される本は戦争や歴史本だけにとどまらず、民俗ガイドブック、評論、詩・小説、健康、ノンフィクション、自然・環境、教育と幅広い。さらに豪華本、絵本、写真集、コミック、県内で出版された雑誌のバックナンバーなども展示されている。

 関連イベントとして、県内民放・NHKアナウンサーによる朗読会「しまほん聴かんね~」をはじめ、出版社おまかせ企画「一日編集部」、沖縄の写真展なども行われる。連日、市町村史コーナー、バーゲンコーナー、店長オススメ御願本コーナーも開設。一部を除いて沖縄でしか入手しにくい県産本は県内の愛書家はもちろん、おみやげとして観光客らも求めている。10月18日まで。

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