那覇の靴店が「新作展」-紅型サンダル、かりゆしシューズなど提案

革に直接紅型で手染めした「紅型サンダル」や沖縄のエッセンスを加えた「かりゆしシューズ」などを発表(写真=紅型サンダル)

革に直接紅型で手染めした「紅型サンダル」や沖縄のエッセンスを加えた「かりゆしシューズ」などを発表(写真=紅型サンダル)

  • 0

  •  

 沖縄の伝統工芸品を使いオリジナル革サンダルなどを製造販売するシューズショップ「アイフィンガー」(那覇市牧志1、TEL 098-863-3157)は12月18日より、店内で「eyefinger 2008 collection」を行い、来年度の新作を披露している。

[広告]

 同店が店舗を構えてから初となる新作コレクション展では、紅型サンダル(メンズ&レディス、16,000円~)、かりゆしシューズ(メンズ&レディス、16,000円)、ヌメ革サンダル(9,000円、メンズ&レディス)など計16アイテムの新作を発表した。

 紅型サンダルは、アッパーの革に手染めの紅型を使用したのが特徴で、同店オーナーの前田正一さんは「革に直接紅型を染めたのは初めてでは。今までにない美しさで今回1番の主力商品と位置付けている」と話す。かりゆしシューズは、シンプルなデザインのシューズにワンポイントで沖縄のエッセンスを取り入れ、ローファー、紐タイプの2種を提案。「商品化のニーズが高かったもので、今までありそうでなかったシューズ。かりゆしウエアにも合わせやすく、ビジネスシューズとしてもおすすめ」(前田さん)。ヌメ革サンダルは、底材に合成ゴムを使用し価格を抑えたエントリーモデルで、商品構成に幅を持たせたという。

 前田さんは「コレクションの反応を見て、さらに商品化に生かしたい。ぜひ見て、履いて、感想を聞かせてほしい」としながら、「県外で行われた沖縄物産展に出店し好感触を得た。来年も4回ほど物産展に出店する予定で、次年度は県外需要の掘り起こしに力を入れていきたい」とも。

営業時間は10時~19時。月曜定休。展示は今月20日まで。

沖縄伝統工芸品を素材にした靴店-植物染め革サンダルも(那覇経済新聞)

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース