FC琉球にトルシエ総監督-総合格闘プロデュース・榊原信行さんも協力

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 日本フットボールリーグのFC琉球を運営する琉球スポーツキングダム(那覇市天久2、TEL 098-941-3185)は12月19日、トランスコスモスCRM沖縄(おもろまち4)で、元日本代表監督フィリップ・トルシエさんの総監督就任の記者会見を行った。会場には、トルシエさんのほか、琉球スポーツキングダム・野口必勝代表、沖縄県サッカー協会・上地義徳専務理事、総合格闘技「PRIDE.1」をプロデュースした榊原信行さんも同席した。

 あいさつで野口代表は「目指すところはJ1リーグで永続的に存続できるチーム作りをしていくこと。そこで何か足りないのかよく考えた結果、絶対的な指導力をもつ強烈な指導者が必要という結論に至った。無理を承知でトルシエさんにお願いをしたところ正面から受け止めてもらい総監督を引き受けてもらうことになった。トルシエさんには選手やチーム自体のレベルアップ、戦力アップ、そして下部組織の教育プログラムの構築、指導などを中心に活躍してもらう」とし、さらに「チームを強くすると同時に、強力な母体を持たない地域クラブとしては、新しい財源を考えていかなければならないが、日本の総合格闘技界の第一人者である榊原さんにFC琉球のチームマネジメントをお願いした。スポーツコンテンツを通して、いかに多くの人立ちに感動と興奮を提供していけるのかという無限の可能性を追求していきたい」と話した。

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 榊原さんは「これまでの経験の中で培ってきたノウハウ、構想力、リレーションシップなどを生かし全面的にサポートしていく。未来の子どもたちの夢を実現できるよう自分の持てる力をサッカーの分野で、沖縄の地に骨を埋めるつもりで全力を尽くしてやっていきたい」。

 トルシエさんはかりゆしウエアを着て登場。「はいさい、フィリップ・トリシエやいびーん」とウチナーグチ(沖縄方言)で第一声を述べた後、インタビューで、「野口社長やスタッフの皆さんが語った情熱と夢が私を魅了し、この地、沖縄にやってきた。FC琉球の大構想とは、FC琉球を完全なプロにすることで、FC琉球を成功の道へ、エリートへの道へと導くものでもある。そしてもう1つ重要なものがある。沖縄の皆さん1人1人が気持ちを新たにFC琉球がやろうとしていることに手を貸してもらいたい」「この総監督というミッションはとても私を興奮させ、振るい立たせるもの。やる以上はしっかりした意思と決意と長期構想を持ってやらないといけない」と述べるなど、最後に「チバリヨー(頑張れ)、リュウキュウ」と締めくくった。

 来年1月に榊原さんとPMエージェンシー・比嘉社長、元スカイパーフェクトTV常務・渡辺純一さんなどを中心に、沖縄を拠点としたスポーツエンターテーメント会社を設立し、トルシエさんはこの会社とマネジメント契約を結ぶ。この新会社とFC琉球は業務委託契約を結び、トルシエさんはFC琉球に出向することになる。

 FC琉球は2003年に発足。同リーグ昇格2季目の今季は、7勝21敗6分けで18チーム中17位に終わった。

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